本の山。

読んだ本についてレビューします。その本のアマゾンのレビューを読んで、文句をつけたりして、自己満足に浸ります。

 まえがき

 
いつか「本の山」になればいいな、と思いながら、記事を書いています。
浅い読みと、稚拙な文章ですが、必死に価値の水増しもはかっております。
時々でいいから、誰かの役に立てばいいのにな…

気に入った本の記事に関しては左側に若干まとめてあります。
よろしければご参照ください。

もう少し詳細なプロフィールなんかは⇒こちら
本の山についてのちょっとした統計

2008/02 -- ブログをいじりながら更新

 

真ッ赤な東京 (集英社文庫)真ッ赤な東京 (集英社文庫)
常盤 雅幸

集英社 2003-07
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「真っ赤な東京」ではなく「真ッ赤な東京」
かなり前に読んだ本で。
ちょっと「マンガ」カテゴリを充実させようかな、というのが狙い。

4コマ漫画なんだけど、センスがいっちゃってる。

MASAYUKI TOKIWA OFFICAL WEB

このページで毎週土曜日に4コマが一つ更新されるのだけれど、毎週楽しみで。
真ッ赤な東京の一部はこのページの下のPREVIEWから見られるようになっている。

はじめ読んだとき、特に印象に残ったのは確かここにある「魔女」だった。
だけど、読むたびに次々と気になるのが出てきて。

切りつけるものは、わざとらしいほど切りつける。
できるだけ鋭く。
見せつけるものは、ぎりぎりまで考えられた見せ方が、これまた鋭い。
こういうのを見てると、センスという言葉が鋭さで形容される理由が分かる気がする。
ワンパターンなようなのに、毎回新しいもののように見えるのは、センスそのものが新しいからなんだろう。
…とは言いつつも、近頃、けっこう慣れてきて感動は減りつつあるのだけど。

そういえば、僕の妹はこれを読みながら終始大爆笑だった。
それはそれで凄いことだと思うけど…(笑)
でも、人によっては上記のサイトの「目撃者多数」とか、笑っちゃうんじゃないかな。

僕の評価は★★★★★(星5つ)
満足な一冊です。
是非、作者のオフィシャルウェブサイトはのぞいてみてください。

「本の山。」関連記事は「マンガ」と「笑い」と「鋭さ」を考えて、こんな感じ。
やさぐれぱんだ 1
われ笑う、ゆえにわれあり
トーマの心臓


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要件はあしたの朝、聞けばいい。バッドニュースならなおさらだ。そう思いながら、私は堅く目を瞑った。


顔に降りかかる雨 (講談社文庫)顔に降りかかる雨 (講談社文庫)
桐野 夏生

講談社 1996-07
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ちょっと古い本。
桐野さんの本を読みたいな、と思っていたので、2冊に分かれていない本を選んでみた。
最近(?)の有名な奴は2冊買わないといけないようで、ちょっとヒヨってみたり。
手に取ってみて、こんなに昔から本を書いてた人だったんだと、はじめて知りました。
携帯電話がない時代の太古のお話(笑)
古いんだけど、それなりに楽しめる本でした。

今回は、冒頭のある部分を引用してみた。
電話に出なかったことを何度も後悔する主人公の村野ミロ。

次の日に、知らされた事実がミロの人生を大きく変える。

朝、目の前に突然現れた成瀬という男は、友人の耀子の恋人だ。
耀子が成瀬のお金を持って失踪したという。
ヤクザが絡んでいる危ないお金。
成瀬は、耀子の最後の電話の相手だったミロの元に、手がかりを探しに来たんだとか。
ミロも、耀子を手助けをしたんじゃないかと疑われ、その疑いを晴らすために、半ば強引に事件に巻き込まれていくことになる。

調査を進める過程で、耀子が隠していた面が明らかになっていく。
お金に困りながらも贅沢な暮しを続けていたり、危ない仕事に手をつけていたり。
耀子の周辺の人もすべからく怪しい。
少しずつ真相に近づいて…
失踪した耀子はどこに?
お金はどうなった?

どんでん返しが凄い、とかそういうのではないようだ。
淡々とした、でも、何となく深い描写が全く飽きさせない。
淡白なのにコクがあり、それでいてしつこくない料理。
そんな感じ。
本を味の量で判断する人なら、それなりに楽しめる内容ではないかな、と思う。

人物描写はちょっと激しい。
きっとここが面白い、という人もいるに違いない。
実際、桐野さんの人物の切り取り方が好きな人は多いだろうと思う。
僕も嫌いじゃないけど、判断は保留。
近頃の本を読まないで決めてしまうのは、ちょっと厳しい。
最近の本を読んで、少し感じる古さが取れていたら、きっとこれからも長らく楽しめるだろう。
期待大。

僕の評価は、悩みどころだけど、★★★☆☆(星3つ)
良い評価はこれからの本にとっておこう。

この事件がきっかけとなり、シリーズの次の作品から、ミロは探偵を始める。
実は、その2作目の方が面白く感じた。
人物の設定なんかが、さらにリアルになっている気がするんですが、どうだろう?

参考記事として、ハードボイルドな雰囲気のお話を…

犯人に告ぐ
ハサミ男
仮面山荘殺人事件
グラスホッパー
扉は閉ざされたまま


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