スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モダンタイムス

2009年01月02日 11:52

「勇気はあるか?」

モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
伊坂 幸太郎

講談社 2008-10-15
売り上げランキング : 2433
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


読んでから記事にするまでがやたらと長い僕ですが。
これも思い出し思い出し、何か書いてみます。
『魔王』というお話と同じ世界設定で、少し未来のお話。

主人公の渡辺拓海は浮気をしたために、奥さんが雇った怖いお兄さんに拷問されそうになっている。
そんなところからお話は始まる。
お話は展開して、仕事をしている場面。
先輩が逃げ出したその仕事の最中に「よく分からない言葉」を見つける。
「人は分からないことに出会った時、まず検索する」
そして、特定の言葉を検索した人が次々不幸な目にあっていく。

敵はどうやら「システム」とでも呼ぶべき大きなもののようだ。
「そういうことになっている」なら人はあきらめなくてはならないんだろうか?
皆が「そういうことになっている」からやっている・やられているだけ。
渡辺たちはそれに必死に抗ってみる。

渡辺は『魔王』から続く特殊な力を持つ家系に生まれた。
渡辺も特別な力を持っているのか?
追い込まれた状況で、本当に特別な力は表れるんだろうか?
奥さんが渡辺に期待している特別な力って何なんだろう?
…そういえば、この奥さんがメチャクチャかっこよくて。
伊坂さんのファンで、これから読まれるような人は期待したらいいと思う。

ちょっと分厚い本だけど、モチベーションが高いまま読める。
これはやっぱりお話の展開のさせ方がうまいからだろう。
人によっては、このやり方を見飽きた人もいるかも、だけど。
伏線たちが回収された時に得られるパンチがちょっと弱いかもしれない。
でも、確かに弱いけど、読後の爽快感は僕にど真ん中で。
「勇気はあるか?」の答えに注目だ。
これに答える最後の数行で、500ページ読んでみる価値はあるよな、と思う。

★★★★☆(星4つ)
伊坂さんの本はとりあえず、今のところ例外なく大好きだ。
これからも期待してたい。

関連記事
本の山 。 オーデュボンの祈り
とりあえず、まだ井坂さんの本を読んでない人で興味のある人は、一番はじめから手にとってみるのはどうだろう?
文庫だし。
[モダンタイムス]の続きを読む

ランキング


終末のフール

2008年09月14日 13:27

かわりに、おまえもいつか、誰かを許してあげなさい

終末のフール終末のフール
伊坂 幸太郎

集英社 2006-03
売り上げランキング : 36173
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


帯に伊坂さんのこの本に寄せる言葉。

静かで、可笑しくて、
力強いものに触れたくて、
8つのお話を書きました。
どの話にも思い入れがあり、
大事な本となりました。


それはそれは面白い本でした。

世界の寿命が発表された。8年後に小惑星が落ちてくるという。絶望した人々が暴れに暴れ、町は荒れに荒れ…。そして、数年後、突然、疲れたかのように町が大人しくなった。

避けられない死を前にして人はどれくらい人を許せるだろう?
その優しさは、確かに静かで力強かった。

時に、力強さを失わない人に前に進む力を分けてもらったり、
昔は持っていたモノを思い出したり、
大切な何かを新しく身につけたりしながら、
静かに、できるだけ愉快に生きていく人たち。

思わず、自分が同じ状況だったら、と考えずにはいられない。

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」
「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」



★★★★★(星5つ)

関連記事
死神の精度
チルドレン
どっちも伊坂さんの短編もの。
どちらも良い本だと思います。
[終末のフール]の続きを読む

ランキング


砂漠

2008年03月13日 02:02

「人間とは、自分とは関係のない不幸な出来事に、くよくよすることですよ」西嶋は構わず、言い切った。例の、西嶋の好きな引用だ。

砂漠砂漠
伊坂 幸太郎

実業之日本社 2005-12-10
売り上げランキング : 20715
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


今日は酔っている。いい具合に。
何も書かなくてもいいような本をチョイス。
面白いだろう、普通。

酔ってる僕が思い出すに、ある大学生5人組のお話だった。彼らが大学生活で出会う、砂漠に雪を降らせるようなキセキ。

伊坂さんのお話らしくいかにもな悪人が出てきて…
その他にもゴチャゴチャして…
問題に立ち向かい生まれるキセキ。
………。
もう言うのやめたぁ(酔)

特に西嶋という男が痛快。ああ、痛快だった。
酔ってる僕は解説なんて野暮なことしたくないんですよ(西嶋風)

何か懐かしい大切なものを思い出して、さらにその上をいくキセキに泣けばいいと思う。それなら幸せになれるだろう。

★★★★★(星5つ)

アマゾンのレビューなんて見たくないね。酔って書いた記事は明日後悔することにする。
ま、明日も飲む予定なんだけどねぇ?。


広告




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。