本の山。

読んだ本についてレビューします。その本のアマゾンのレビューを読んで、文句をつけたりして、自己満足に浸ります。

 
「人生をつくり出すものは考えであり、考えは言葉によって表現されます」。言い換えると、「明確に言葉で表現したものは、実際に行うことになる」ということです。
私たちはみな、毎日自分の人生をつくっています。だから人生の手綱を取って自分の望む方向に向けてやることができます。


もう、不満は言わないもう、不満は言わない
ウィル・ボウエン

サンマーク出版 2008-06-05
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僕らしくない本を読んだ理由は、A8.netのオファーがあったから。
ラッキーなオファーだ。
さらに、ラッキーなことに意外と楽しく読めた。



こんな感じで本とブレスレットが届いた。
不満を言わないようにすると人生が変わるらしい。
効果は本によるとかなりのものだ。

あなたと同じように初めは半信半疑だった人たちが、やってみた結果、慢性的な体の痛みから解放されたとか、人間関係が解放されたとか、仕事がうまくいくようになったとか、いつも幸せな気分で過ごせるようになったとか、そういうことを知らせてくれます。



ブレスレットをはめて、不満を口にした時に違う手に付け替える。
これを繰り返すことで、自分の発言に注意するようになり、結果、不満を言わない生活をゲット。
そしたら、もうウハウハ。
そんなストーリー。

ちょっと試してみた。
元々、けっこう不満ばかりの生活を送っている僕だけど一人でいる時も
「腰いてぇ」
「疲れた」
「死ねばいいのに(自分に向って)」
とけっこう一人でブツブツ言ってることに気づいた。
キモいな、ホント。

人と会ったら会ったで、気づいた時にはイライラしたことの報告を半ば終えてたりする。
けっこう病気だ。
自分の病気に気づいた今となっては、これを続けるだけで自分の発言が改善されるなら、楽な試みだと思う。

別に不満だけじゃなくて、言いたくない種類の言葉に注意するのは悪くないだろう。
ブレスレットがなくても、デスクの上の置物を移動させたり、ポケットの中のカギを移動させたり、ってのでもいいらしい。
ブレスレットが欲しいなら、ボランティアがただで配ってたりするし…A Complaint Free World
本を買えば応募した人みんなにプレゼントらしい。

本の中身にも触れておこう。
この運動の始まりとか体験談とか利点を書いてあるが、一冊の本にするには内容が薄い。
いろんなところで様々な言葉が引用されていてその部分は面白く読めた
ネット上で読んだら、もっと少ない時間で同じだけためになったかも、とも思う。

また、不満を口にするようなグループに属しているなら、仲が良くても「離れればいい」という考えが紹介される。
僕にはちょっと厳しいかも。
でも、どうでもいい関係や切ってしまえるのに続いている不快な関係は切ってしまうといい、とは思う。
義理でちょくちょく訪問してるけど、どうしても頭の悪さにイライラしてしまうようなブログとか、もう行くのはやめたらいいじゃないか。
僕のブログに義理で訪れている方も、もっと大事なことに時間を使っていただければ…
…と、ちょっと自分の首を絞めてみる(笑)

総合的に見て、僕にとって新しく、いろいろ楽しめる本でした。
評価は★★★☆☆(星3つ)
これからも続けていきたいな、と思ってますが、まだまだ道は遠い(苦笑)

関連記事(生き方を愉快なものにしてくれる本?)
最後の授業 ぼくの命があるうちに
反社会学講座

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解釈は、記述との間で整合性がある限りにおいては自由ですが、整合性のないものは許されない


わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)
西林 克彦

光文社 2005-09-20
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文章を読むときに起こる「わかったつもり」を防ぐにはどうするべきか、ということについて書かれている。
ざっくり言ってしまうと、本の読み方入門、って感じ。
そして、良い入門書だ。

僕の中で、文章を正しく読むことはけっこう大きなテーマで、なかなか意識し続けるのは難しいのだけれど、一応努力はしている。
この本は、けっこうすんなり頭に入ってきたし、ためになった気もする。
ちょっと面白かったし。

昔、「本の読み方は自由だから」と言って憚らない友達がいた。
今も友達だったりする。
これが、とんでもない読み方をするんだ。
しかも、「読み方は自由」という、何だかイメージの良い言葉を振りかざすから扱いようがない。

小学校で確かに「読み方は人それぞれ」と習う。
たぶん、先生たちが理解していないから、子供が誤解するんだろうけど、正しくは
「正しく読んで、そこから何を考えようと自由」
って感じなんじゃないだろうか?

で、この本では、その正しさを妨げるものが何か?ということについて書いてある。
例文を使って、いかに人が浅い読み方をしているか、いかにイメージに流されて間違った解釈をするかが述べられる。
このパートが面白い。
上っ面を読んだだけでは、小学生の教科書すら正しく読めないことがあったり、勝手に持っている触りの良い知識を文章の解釈としてしまったり。

解決方法は基本的に「ミスポイントをよく理解して注意すること」
ここがもう少し身につけやすいものであったら、完璧だったのにな、と思う。
難しいんだろうけど、「○○」という言葉に注意するとか、そういうのないのかな?

そういえば、この本でははじめの方から、やたら小学校の国語の教科書が例文に選ばれている。
たぶん「小学校での国語教育が微妙だ」ってことを言いたいんだろうな、と思って読んでたら、案の定最後の方に書いてあった。

「読み方は自由」って教えるのってやっぱり無責任すぎるよね。
今回はそんな「わかったつもり」に陥ってみました(笑)

僕の評価は★★★★☆(星4つ)

「文章の書き方」に関する本は前に記事にしていて、こっちもかなりお気に入りなんで、興味のある方は、参考にしてみてください。
理科系の作文技術
…日本人って国語を教えるのが下手なんだろうね。

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