本の山。

読んだ本についてレビューします。その本のアマゾンのレビューを読んで、文句をつけたりして、自己満足に浸ります。

 
というわけで、土木学会誌を読みました。
面白く、また、マイナーな雰囲気だったので、紹介する価値があるかな?と思ったのですが…。

まず、Amazonで扱っていないことが明らかになりました。
そして、『土木学会誌』でググると土木学会誌のページがヒットするのですが、リンクするのに許可が必要だとか。
しかも、そのページから土木学会誌を買うことはできないような気がします(土木学会のHPで問い合わせる必要があるみたいです)。

テンション急降下ですよ。

まあ、とりあえず、レビューをしておこう。

『土木』という言葉を聞いたら、普通の人は古臭い印象を受けると思います。
少なくとも僕は土木学科に入るまではそう思っていました。
土木学科に入ってしまったのは、ちょっとした間違いみたいなもんです(笑)

ところが実際入ってみると、古臭いどころか最先端なわけです。
まあ、よくよく考えてみれば当然なんですが、僕は少し感動したわけで。
それに前に紹介した『地球の水が危ない』ではないですが、土木の歴史はドラマチックな出来事の連続です。
ネタを探せばいくらでも見つかりますし、本にしようと思えば何冊にでもなるでしょう。

そんな面白い土木の世界を古臭いなんて思っていた自分は愚かだった、というつもりは特にありません。
そう言ってしまうと今が愚かじゃないみたいなので(笑)

まあ、でも、下らない誤解だったな、と。

世界的には理学より工学に人材は集まります。
そして、土木は工学のど真ん中です。
他が面白くないとか新しくないというわけではもちろんないですが、土木が面白く新しいのは、本当は当然のことなんでしょうね。

土木学会誌の5月号の特集は『学会誌デザインの90年』というものでした。
それを読むと、この学会誌もけっこうな模索をしながら進んできているのが分かります。
論文集と学会誌の分離から、学会誌の存在価値の模索していくことで今の形になったとか。
土木のコアな世界と一般とをつなぐ役割りもその模索の一つとして挙げられています。
そういった発展の仕方をいくつか見ていくと、学会誌というフィールドでも土木はけっこうフロンティアだったのかな、と思いました。

…できればウェブ上でもうちょっと動いてくれると、そう言い易かったんですけどね。

5月号では他には、この前の能登半島地震に関する速報が写真入りで易しく書かれていたり、歴史街道構想や、全国高校ものづくりコンテスト、東京都の公園の衰亡、土木デザイン賞などについての記事も載っていて、とても面白いと思います。

表紙や中の写真もきれいなので、もし本屋さんなどで見かけたらパラパラ見てみるのもいいのではないでしょうか?
本屋さんで普通に売られているのかどうかは知りませんが…(苦笑)

というわけで、土木学会誌のレビューでした。




にほんブログ村 本ブログへfc2ブログランキングblogranking