目覚めたとき、男は狭い部屋の中で、小さなベッドに横たわっていた。
彼を取り巻く壁と天井は、深紅だった。クリムゾン・ルームって脱出ゲームがある。
僕も昔やったことがあった。
Wikipediaで脱出ゲームを調べると、説明の中に現れる。
そんなに有名なゲームとは知らなかったな。
脱出ゲーム - Wikipediaどうやら、そのゲームの作者が、同ゲームをモチーフに本を書いた様子。
主人公は著者と同じ名前の高木。
高木はゲームはクリエイタだが、純粋な創作に関わらなくなって久しい。
そんな折、『K』という男に出会う。
高木に憧れる才能のある若者。
彼の作品を高木の名前で出し始める二人。
そんな彼らの周りで起こる事件と、クリムゾン・ルームというゲームのお話。
ハードボイルドな雰囲気で進んでいくお話で、先が気になるお話。
ただ、ハードボイルドな雰囲気は過剰で、おっさんが自分を主人公にしたてて作ったお話だ、とか思うと萎える。
ニヤリと笑ってるつもりで、外から見てたらニタニタ、みたいな。
たぶん、ハードボイルドの勘違いだと思っている。
お話はどこに見せ場があるのか分からない感じ。
伏線があまり絡み合っているように見えない辺り、実はよくできたお話ではないんだろう。
実際、何の話だったか?なぜクリムゾン・ルームってお話なのか?オチは?という質問の答えがことごとく弱い。
でも、見せかけだけで、何となく先を気にさせる辺りは上手いと言えるのかも。
決してリピーターがつくものではないとは思うけども。
せめてもっと短ければ、とも思う。
あ、ちなみに48章あるうちの9章までは読めるようです。
⇒
サンマーク出版:クリムゾン・ルーム:著者:高木敏光評価は★★☆☆☆(星2つ)
ゲームの方はこの本よりきっと面白い。
ゲームバランスがよくて、意地悪すぎもしない。
たぶん長くても30分程度でクリアできるんじゃないかな。
気になる方は是非チャレンジしてみてください。
⇒
FASCO-CS > CRIMSON ROOM(音がなるので注意)
今回は訳あって、届いた時の写真をアップしないといけないようなので…。(理由は続きから)
