スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ローマ人の物語

2006年11月08日 04:24

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上)    新潮文庫 ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫
塩野 七生 (2002/05)
新潮社


この商品の詳細を見る


ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下)    新潮文庫 ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) 新潮文庫
塩野 七生 (2002/05)
新潮社


この商品の詳細を見る



知力では、ギリシア人に劣り、
体力では、ケルト(ガリア)やゲルマンの人々に劣り、
技術力では、エトルリア人に劣り、
経済力では、カルタゴ人に劣る


「なぜ、ローマ人だけが」


それでは今から、私は書きはじめ、あなたは読みはじめる。お互いに、古代のローマ人はどういう人たちであったか、という想いを共有しながら。



まず、簡単に言うと、こんな面白い本ってなかなかない、ということである。
土木を大学で勉強している僕は、これのハード版の第十巻にあたる『すべての道はローマに通ず』を授業の推薦図書として読んだ。
これからも分かる通り、専門書として読むこともできる内容の濃さ。
しかも、本当にびっくりしたが、これが飽きない。
大学の先生もこれくらい面白い授業をしてみろ、って言いたいくらい面白い。

とりあえず、何冊にも渡るローマ人の物語の一区切り目『ローマは一日にして成らず』の文庫版の話をしよう。
今回2回目を読み、レビューを書くに至った。
何度読んでも飽きないことおびただしい。

たぶん、このローマ人の物語を通じて問われることになるであろう「なぜ、ローマ人だけこんなに長い期間繁栄を続けられたのか?」という疑問に対する足場作りが『ローマは一日にして成らず』ではなされる。
「たぶん」と言ったのは、まだ全部読んでいないからで、途中で完璧な路線変更が成されるかもしれないからだ。
それはそれで、楽しみだ。

ローマ人のルーツを語る神話からはじめ、イタリア半島統一までを語る。
ローマは元々本当に小さな一部族だった。
それが、ゆっくりゆっくりと、その力をつけていく。
時には蛮族の侵入を許し、その存続の危機に陥りながらも、それでも失敗を一つずつ乗り切り、成功を最大限に利用して、ローマが大きくなっていく。

その過程が本当に面白い。
ワクワクする。
内容もてんこ盛り。
もう、どこについて書いていいか分からない。

ローマ人の性向を書くべきなのだろうが、たぶん僕が書くと若干の嘘が混じるだろう。
諦める。

とりあえず、一押し。
しかも、まだまだ何冊も続くというのが本当に嬉しい。
評価は★★★★★(星5つ)


[ローマ人の物語]の続きを読む

ランキング


スポンサーサイト


広告




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。