スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

εに誓って

2006年05月31日 22:58

『εに誓って』森博嗣 講談社


そう、生と死の狭間が美しい。その境界だけが、朝日や夕日のように特別に輝く


また買ってしまった。森さんの本を。(倒置法)

これが一度はまったものの弱みだろうか?

今回のはバスジャックの話。バスの中と外で話が進み・・・

何かを少しでも書くと内容に触れそうでヤダ。


近頃の本は若干手抜きな気がしています。今回はそこそこかもしれませんが、誤字とか誤字以上のものとかが見つかったり、前に使ったのと似たようなトリックだったり。

はじめの方が良かっただけに、ネタが尽きたのかな?とか勝手な想像をしてしまう。いや、これは尽きてるな、実際。…と憶測の癖して断言する僕。

まあ、日本語が上手で、お話が面白いんで、僕は満足したんですけど。

僕の評価は★★★★☆(星4つ)
いや、だって、面白かったよ?実際。(なら、初めからそう書けと自分でツッコミ)

アマゾンのレビュー
はこんな感じです。
こんな早くレビューする人なんて森マニアだから(人のこと言えないけど)、自然評価はよくなる。でも、僕もマニアだから評価が大きくなってるわけで…。
い、いや、でも、レビューは主観的であればあるほど、価値があるわけで。言い訳してみた。

FC2 Blog Ranking
スポンサーサイト

トーマの心臓

2006年05月29日 21:51

『トーマの心臓』萩尾望都


翼・・・あげる
  ぼくはいらない



凄い本だったと思う。人によっては上の引用を読んだだけで、内容を思い出して泣いてしまうんではないだろうか?

いろんな人がいろんなところで萩尾望都さんのことを天才だと言っているが、少なくともこの本を読めば、けっこう納得がいくのではないか、と個人的に思った。

ストーリーだけでも十分引き込まれるところに、この絵、このセリフ。やりすぎだ。
そして、僕がまだ気がついてもいない、やりすぎがまだまだこの本の中にはあるだろう。

ここまで何回読んでもいい本というのはなかなかないのではないか、と思う。

僕の評価は★★★★★(星5つ)
まあ当然か。


アマゾンのレビュー
はこんな感じ。
一番初めのレビュー(星が4つのやつ)で読むのをくじけそうになったが、その後はいたって好感が持てるレビュー。みんな信者ではないか?(笑)
星が2つの人が一人いて、確かに人を選ぶ本なのかもしれない、とは思った。
でも、この本に選ばれた人の方が圧倒的に幸せだろう・・・・・・ってここまで誉めるとやりすぎな気がするな。反省。

ツチヤ教授の哲学講義

2006年05月28日 22:18

この講義では、ひとつのテーマについてお話しします。それは、哲学というものはいったい何を解明するものなのか、ということです。

ツチヤ教授の哲学講義ツチヤ教授の哲学講義
土屋 賢二

岩波書店 2005-12
売り上げランキング : 48065
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


哲学の入門書である。この前ここに書いた『われ笑う、ゆえにわれあり』とは違って、とても真面目な本である。

基本的には土屋さんの哲学に対する考え方が書いてある。哲学に関して詳しくないので、これがスタンダードなのかもしれない。そして、内容の大筋はとても納得できるものであった。

例えば、イデアという考え方が出てくる。机のイデアは今我々が見たり、語ったりしている机ではなく、机の理想象がどこかにあって、それを指しているのだ、というものである。だから、ちょっとくらい形状が違おうが、足が3本だろうが4本だろうが、人は机と机じゃないものが区別できる。

それに対して、この本ではイデアのような存在を考えることはナンセンスで、『机』を考えるときは、私達が語っている言葉としての机を考えるべきだ、というものであった。
その言葉が、どういう文脈で表れるかを考えることで、そのものに迫るのが、哲学のやり方だ、と言う。

これにはとても納得がいく。けっこう、いろんな例が用意されていて、少なくとも土屋さんの主張自体はよく分かるようになっている。でも、イデアという考え方も、よくよく考えてみると捨てがたい気もする。土屋さんの考え方には納得できたが、イデアなどの考え方が劣る理由がこの本では、積極的には理解できなかった。

また、分かり易くするためにものすごく簡単な例をあげてくれるのだが、時々、その例が新しい概念を説明するものとして適切なものなのか、という点に疑問が残ったりもした。
そして、何だか、悪いことばかりあげているようで悲しいが、講義調の語り口が飽きを誘うかもしれない。

僕の評価は★★★☆☆(星3つ)。
[ツチヤ教授の哲学講義]の続きを読む

ランキング




広告




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。