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λに歯がない

2006年09月25日 02:32

λに歯がない λに歯がない
森 博嗣 (2006/09/06)
講談社



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自然の摂理に逆らう、というのは、早く死のうとする行為?それとも、遅く死のうとする行為のこと?


といわけで、森さんの本だ。
はずさないで読んでいる。

今回は主要なメンバーが実験していた隣の建物で殺人事件が起こるところから始まる。
密室殺人だ、ということが強調されまくっていた。

今回のお話も森さんらしくて僕は良かった。
お話というのは、謎の周りの部分のことだ。
そして、謎の部分も近頃の手抜きな謎よりは、まだ幾分マシだったように思った。

でも、結局、専門知識を少し加工しただけの手抜きってことなのかもしれない。
っていうか、このシリーズ自体がその専門知識を使った謎限定のシリーズなのかもしれない。

でも、ちょっとばかし、読みきった後に「こんなんでいいのか?」という気持ちが消えない。

とりあえず、問題自体の質を評価すると、そんなにいい問題じゃない。

まあ、ファンとしては、★★★☆☆(星3つ)
ってところか?

読む人が読めば、下がりそうな気がする。

ちょっと時間がないので、アマゾンの評価は読めない。
用事が済んだら、読んでみようと思う。

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ザ・階級偏差値

2006年09月21日 14:35

ところで、僕らは、お金が欲しいんでしたっけ?
それとも、幸せになりたいんでしたっけ?


ザ・階級偏差値ザ・階級偏差値
人生戦略会議

WAVE出版 2006-08-23
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この本は人から譲っていただいた。譲っていただいた上に面白かった。実に、素晴らしい。

仕事、モテ、生活力、育ち、人格、マネーの観点からその人が属する階級を見ている。この観点から見た場合、この程度のことしてたら、あんた下流だよ。やばいよ。って感じの本。

この本の口調は軽い。最早、バカにしてるんじゃないか?というようなノリ。そして、統計データをしっかり使うところもあれば、「このデータの元は何なんだ?」と思わずにいられないものまであったりと、なかなか作りからして侮れない。油断して読めない。

油断できないのは、ところどころの曖昧さの割に、言ってることが正しいと思うからだ。話の流れも良いと思う。

どんなことを言っているか。
例えば
「40過ぎて未婚はキモイ」
「バカは伝染る」
「上流ではなく、中流・下流の方がのほほんと生活している」
「貧しい人ほどマナーを守らない」
「ある程度の貯金がないと下流だろう」

ちょっと言いすぎか?と思うところもありつつ、実際、社会の多くの目がそうであることは確かだと思う。年とった人ほど、反対はしそうだが、年をとって、こういう本に反対の意見を表明しなければならないような人は、たぶん下流だ。

20代や30代前半の人が読めば、もしかすると、下流に落ちずに暮らせるようになるかもしれない。少なくとも、人によっては次の日から生活を改めるくらいのことはするだろう。少なくとも、ポイ捨てをやめるかもしれない。挨拶をするようになるかもしれない。

その程度には、自分の階級について考えさせられ、幸せのために努力しなければならないかな?と思わせてくれる本だったと思う。

僕の評価は★★★★☆(星4つ)
いい本だと思う。
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親不孝通りディテクティブ

2006年09月08日 00:25


いやな予感がした。こうした夜に限って、疫病神はこの店に降臨する。

親不孝通りディテクティブ 親不孝通りディテクティブ
北森 鴻 (2006/08/12)
講談社
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僕がはずしたくない作家の一人。北森鴻さんの本。

博多の屋台のおやじ(テッキ)が主人公のちょっと変わった設定だが、北森さんのお話らしく、魅力的でしっかり落ちる話、おいしそうな料理、愛嬌のある登場人物、そしてちょっとした切なさにあふれている。

とても面白いお話だった。

この屋台ではカクテルとおでんとラーメンが出される。
料理の細部に凝ったお話は北森さんならではだが、その屋台が時々暇になる。
そんな日、疫病神や歌姫や不良刑事が現れる。

疫病神とはもう一人の主人公のキュータだ。
彼の博多弁と時々腹が立ってしまうくらいの大味な性格もこの本の魅力の一つだ。
彼がとんでもない推理をする横でテッキが冷静にお話を解決に運ぶ。

常にキレイな解決ではない。
解決の方法も主人公の二人の生きている世界が少し『あっちの世界』に寄っているので、好もしくないときもあったかもしれない。
最後のオチも、少しは後味の悪さを残すかもしれない。
だが、それがこの本に深みを与えているように思う。

本当に面白かった。

僕の評価は★★★★★(星5つ)
満足っす。

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