だったら縮めてやれよ裁判長。ちょっとした資料として、傍聴に関する本が読みたかった。
オビには「面白すぎ」とか書いてあるし、12刷出てるし、少し期待して読んでみた。
結果、僕は好きでないと思った。
まず、品がない。
あまりにも低俗な興味で傍聴をしている。
どんな悲惨な事件でも、面白さしか求めない。
レイプされた人のナマの声を聞くのが目的とかって書いてあった。
こんな人に見られていると不幸だろうな、と思った。
元々、下品な考え方って好きじゃない。
下品な考え方を持っている人は「これが人間の正直な考え方だ」と無駄な自信を持ってたりするからタチが悪い、と話をすりかえている僕もちょっと下品ですね(反省)
文章も分かりにくい。
何か話がつながらないな、と思ったら別の話に移っていたりする。
一度や二度じゃないから、本当にいらだった。
…まあ、とりあえず、内容に触れるか。
内容としては、著者が傍聴に行き、その時々で見た人たちについて作者の観察が書かれている。
なかなか変わった人たちが多く、その点で裁判所はとても面白いところのようだ。
やる気のない弁護士、反省の見られない被告人、自己陶酔型のストーカー、ねちっこい検察官、ベテラン傍聴マニア…
面白いラインナップではある。
こういう人たちを中心に見ていくことで、裁判に関するちょっとした偏見も少しは晴れそうな気がする。
裁判とはすべからく固い雰囲気のものだ、とか。
また、傍聴の意義についても軽く書かれている。
傍聴人がたくさんいる裁判では裁判官や検事などのやる気が違うとか。
公平な裁判のためにたくさんの人が傍聴している状況というのも重要なのかもしれない。
僕の評価は★☆☆☆☆(星1つ)
いいところあっても、不快なものはしょうがない。
低俗な傍聴マニアとかちょっと好きになれそうにないな。