本の山。

読んだ本についてレビューします。その本のアマゾンのレビューを読んで、文句をつけたりして、自己満足に浸ります。

 
食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉
山田 真哉

光文社 2007-04-17
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好きになれるかどうかはわかりませんが、正しい訓練さえすれば、数字は誰でもうまくなれます。
テストでいうと、100点を取れるかどうかはわかりません。でも、75点は取れるようになります。うまくなるコツは"99%の意識と1%の知識"です。



『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の山田さんの本。
とても面白かった。
1時間で読める本を目指して書いた、ということで内容も薄くて読みやすい。

この本の目的は「数字にうまくなること」

それには徹底的に意識して数字を見ること・使うことが必要だという。
たとえば、Web2.0の『2.0』
たとえば、タウリン1000mg配合の『1000mg』
たとえば、筆者の友達が指定した待ち合わせ時刻『6時53分』
こういった効果的な数字の使い方に敏感になり、そして、自分でも使ってみることが重要だという。

そして、次が簡単な計算をしてみること。
たとえば、簡単に数字を設定して、バイトを雇うコストと、食い逃げされた時の損失を比べてみるとか。
たとえば、企業の成長率を簡単な割り算をしてみて比較してみるとか。
特に、『割り算』を通した『比較』という項目には少し力を入れて説明してある。

とにかく、山田さんの本は例の設定や例題が上手いと思う。
飽きずに読める。
しかも、内容も薄く、文字数も少ないから、さらに飽きる可能性は減るだろう。
「これで数字にうまくなれるか」というのは読む人によるだろうけど、数字に苦手意識を持つ人の手助けとして見た場合、とてもよく頑張っている本だと思う。

僕の評価は★★★★☆(星4つ)
けっこう面白かった。
『さおだけ屋』とかぶる例があったりしたことと、まだ上巻というのが星を減らした理由で、5つでも良かったかな…
あ、でも、タイトルはセンスないな、と思う。
マイナスだ。
答えも予想される答えがそのまま載っている。



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「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール
藤沢 晃治

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親切な情報発信とは、受け手がしなければならない情報整理という作業を、できるだけ送り手が代行してくれることです。その分だけ、受け手の作業量が減って楽になるのです。この気配りこそ「おもてなしの心」「サービス精神」「親切心」なのです。


珍しくブルーバックスとか読んでみたり。
よく売れている本らしい。

なかなか面白かった。
作者が次々と世間に溢れる『不親切な』情報に文句をつけまくるのがいい。
道路や駅の道案内の看板とか、家電製品のマニュアルとか。
「分かりにくいなぁ」とイライラした経験が幾度もあるので「僕だけじゃなかったんだ」とか思ってみたり。
一瞬どっちでもよくない?と思うようなところもあるが、ベターな表現があるのにそれを使わないのは確かに不親切で、情報発信者が直すべきところではある、と思う。

僕としては「自分で知っていることは他人も知っている」という考えを「幼稚だ」と言っているところが一番気に入った。
昔いた知人に、自分の知っていることを知らない人に向かって「非常識だ」と言ってはばからない人がいたが「確かに幼稚だったなぁ」とそんなことを思い出したり。

とにかく、僕がこの本を要約するとすると、情報発信者は常に親切であれ、ということだろう。
全く同感。
そして、それが難しいんだよなぁ、と思う。
それができれば、僕も…(涙)

そうするためのチェックポイントを作者の藤沢さんは用意している。
これを利用したら、もしかしたら表現上手になれるのかもしれない。
僕もやってみようか…
…面倒だ(笑)

問題が一つあるとしたら、日本語が凡庸で飽きる本だということ。
僕が本で一番はじめに評価するのは日本語なので、これは残念。

というわけで、僕の評価は★★★☆☆(星3つ)
役に立ちそうな予感のする良書だと思います。

今日からアマゾンの評価は続きに書きます。
思いっきり感じの悪い文句を目立つどころに置くのもどうかと、やっと気がついたわけでして(苦笑)


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