本の山。

読んだ本についてレビューします。その本のアマゾンのレビューを読んで、文句をつけたりして、自己満足に浸ります。

 
不思議と、誰も空を見上げようとしない。知らないんだ、空のことを。

クレィドゥ・ザ・スカイ (C・Novels BIBLIOTHEQUE 84-5)クレィドゥ・ザ・スカイ (C・Novels BIBLIOTHEQUE 84-5)
森 博嗣

中央公論新社 2007-10
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「スカイ・クロラ」から始まるシリーズの最終巻。
新書で買っているため、読む時期が相当遅い。
近頃の森さんの本に失望してきた僕だけど、やっぱりこのシリーズだけは期待を裏切らない。
面白かった。

今回の語り手は「僕」
彼は記憶を失っている。
さらに、彼が誰なのかということは作者によって意図的に隠されている。
スカイ・クロラシリーズを読んできた読者だけ、彼が誰なのかということにちゃんと気がつく仕組み。
際どい候補がいるけれど、時系列を考えて注意深く読めば、むしろ親切なくらいだろう。
まあ、この部分は作者のサービス精神で、最も重要なことから比べれば枝葉な気もする。

このお話にはキルドレという種類の人類が登場する。
彼らは永遠に子供のまま。
年を取らない彼らは、戦場で命を賭けて戦っている時だけ、生を実感できる。

戦闘機乗りとして戦うキルドレを主人公にしたこのお話で、一体森さんは何を書きたかったのか。
自分を忘れても、戦闘機と空のことだけは忘れられなかった、この語り手を通して、何が語られたのだろう?
いや、分かりやすいと思うんだけどね。
いろいろ書きたいけれど、書いてしまったら、終わりな気もする。

うん。諦めよう。

何にしろ、端から端まで切なくて、心が揺さぶられる話だった。
僕にとっては、こんなに満足できるお話は少ない。
丁寧に丁寧に作られたシリーズだな、という感想を持ちました。
今は、このシリーズを初めから読み直したくてしょうがない。

評価は★★★★★(星5つ)

アマゾンのレビューの話は続きから。

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知恵の回るボスになってから途端に自信を回復し餌場を独占しようとするサル山のサルのような快活。


そろそろ就活な時期でして、こういう本も買ってみました。
天の書と地の書の二巻。
友達と一冊ずつ買いました。

上記の引用はアサヒビールの『チャームポイント』の項目に書かれていたこと。
掲載されているすべての会社について、こんな感じでイメージが書かれている。
軽さのせいで信用の度合いは高くないけど、面白いことは面白い。
それに、各企業のイメージを書いている本ってそんなにないかな、と思うわけで。
特に悪いイメージについて。
「良さそうな会社だな。有名だしな」というイメージだけを持って、就活するのに比べたら、この本を読んだ後の方がマシかもしれない。

『チャームポイント』の項目の他に役に立ちそうな項目があって、それが『業界他社からの評判』
これに関しては、どれだけ真面目にアンケート調査を行ったか分からない。
実際、偏っているだろう。
でも、一部の人でもそういう風にその会社を見ている、というのは欲しい情報ではある。

ちなみに、アサヒビールの業界他社の評判は
「時代おくれのエゲツナサ」
「金で横っ面をひっぱたく一昔前の営業が通じると思っている」
だって(苦笑)

ちょっと低俗な感はあるけれど、暇つぶしにはなるな、と思いました。
僕の評価は★★★☆☆(星3つ)

今回、この本に関してはアマゾンでレビューがなかったので、微妙な続き。

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