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真ッ赤な東京

2008年06月29日 22:29

真ッ赤な東京 (集英社文庫)真ッ赤な東京 (集英社文庫)
常盤 雅幸

集英社 2003-07
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「真っ赤な東京」ではなく「真ッ赤な東京」
かなり前に読んだ本で。4コマ漫画なんだけど、センスがいっちゃってる。

MASAYUKI TOKIWA OFFICAL WEB

このページで毎週土曜日に4コマが一つ更新されるのだけれど、毎週楽しみで。真ッ赤な東京の一部はこのページの下のPREVIEWから見られるようになっている。

はじめ読んだとき、特に印象に残ったのは確かここにある「魔女」だった。その後は、読むたびに次々と気になるものが出てくる。読み込めば読み込むほどにおいしい。

切りつけるものは、わざとらしいほど切りつける。鋭さを見せつける。
こういうのを見てると、センスという言葉が鋭さで形容される理由が分かる気がする。ワンパターンなようなのに、毎回新しいもののように見えるのは、センスそのものが新しいからなんだろう。

たとえば、上に挙げた「魔女」。悪い魔女と良い魔女の対比。わざとらしいでしょう?わざとらしさがいいでしょう?わざとらしくないとダメでしょう?
この4コマにあからさまには表れないものが、あぶり出されていると思う。

いいなぁ、ホント。

そういえば、僕の妹はこの本を読みながら終始大爆笑だった。それはそれで凄いことだと思うけど…(笑)
でも、人によっては上記のサイトの「目撃者多数」とか、笑っちゃうんじゃないかな。

僕の評価は★★★★★(星5つ)
満足な一冊です。
是非、作者のオフィシャルウェブサイトはのぞいてみてください。

「本の山。」関連記事は「マンガ」と「笑い」と「鋭さ」を考えて、こんな感じ。
やさぐれぱんだ 1
われ笑う、ゆえにわれあり
トーマの心臓

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顔に降りかかる雨

2008年06月22日 10:30

要件はあしたの朝、聞けばいい。バッドニュースならなおさらだ。そう思いながら、私は堅く目を瞑った。


顔に降りかかる雨 (講談社文庫)顔に降りかかる雨 (講談社文庫)
桐野 夏生

講談社 1996-07
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ちょっと古い本。
桐野さんの本を読みたいな、と思っていたので、2冊に分かれていない本を選んでみた。
最近(?)の有名な奴は2冊買わないといけないようで、ちょっとヒヨってみたり。
手に取ってみて、こんなに昔から本を書いてた人だったんだと、はじめて知りました。
携帯電話がない時代の太古のお話(笑)
古いんだけど、それなりに楽しめる本でした。

今回は、冒頭のある部分を引用してみた。
電話に出なかったことを何度も後悔する主人公の村野ミロ。

次の日に、知らされた事実がミロの人生を大きく変える。

朝、目の前に突然現れた成瀬という男は、友人の耀子の恋人だ。
耀子が成瀬のお金を持って失踪したという。
ヤクザが絡んでいる危ないお金。
成瀬は、耀子の最後の電話の相手だったミロの元に、手がかりを探しに来たんだとか。
ミロも、耀子を手助けをしたんじゃないかと疑われ、その疑いを晴らすために、半ば強引に事件に巻き込まれていくことになる。

調査を進める過程で、耀子が隠していた面が明らかになっていく。
お金に困りながらも贅沢な暮しを続けていたり、危ない仕事に手をつけていたり。
耀子の周辺の人もすべからく怪しい。
少しずつ真相に近づいて…
失踪した耀子はどこに?
お金はどうなった?

どんでん返しが凄い、とかそういうのではないようだ。
淡々とした、でも、何となく深い描写が全く飽きさせない。
淡白なのにコクがあり、それでいてしつこくない料理。
そんな感じ。
本を味の量で判断する人なら、それなりに楽しめる内容ではないかな、と思う。

人物描写はちょっと激しい。
きっとここが面白い、という人もいるに違いない。
実際、桐野さんの人物の切り取り方が好きな人は多いだろうと思う。
僕も嫌いじゃないけど、判断は保留。
近頃の本を読まないで決めてしまうのは、ちょっと厳しい。
最近の本を読んで、少し感じる古さが取れていたら、きっとこれからも長らく楽しめるだろう。
期待大。

僕の評価は、悩みどころだけど、★★★☆☆(星3つ)
良い評価はこれからの本にとっておこう。

この事件がきっかけとなり、シリーズの次の作品から、ミロは探偵を始める。
実は、その2作目の方が面白く感じた。
人物の設定なんかが、さらにリアルになっている気がするんですが、どうだろう?

参考記事として、ハードボイルドな雰囲気のお話を…

犯人に告ぐ
ハサミ男
仮面山荘殺人事件
グラスホッパー
扉は閉ざされたまま

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やさぐれぱんだ 1

2008年06月14日 21:27


ぱんだとは
ぱんだとは

人々の癒しとなるべく
人々の癒しとなるべく

日々精進をかさね
日々精進をかさね

時には喋ることも厭わない
そこがおかしい


やさぐれぱんだ 1 (1) (小学館文庫 さ 5-1)やさぐれぱんだ 1 (1) (小学館文庫 さ 5-1)
山賊

小学館 2007-09-06
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ウェブ漫画を公開していた方がいらっしゃって、それが本になった、ということだと思う。こういうのけっこう好きだな、と思いました。

作品の公開はほとんどなくなっているのですが、一応URLは
http://szug.biz/
今、公開されているのが面白いのかは謎だけど、初めから読みたい方は⇒こちら
全然更新されてないみたいなので、気に入っても続きはいつ読めるか、謎。

パンダと山賊(作者と同名)の二人の掛け合いをただただ見るマンガ。マンガを引用するとか難しかったけど、その掛け合いを引用してみた。濃い字がぱんだのセリフで、薄い字が山賊のセリフ。雰囲気は伝わらないかも(残念)

動きは極めて少なく、背景はもっと少ない。絵そのものも凝っているわけではない(決してまずくはないだろうが)
アイデアオンリーと言ってしまって良い気もする。

たぶん、シュールとかってカテゴリ。確かに見飽きたカテゴリな気がするけど、ちょっと感じが良い。変わった動画を作っている方々もいるようで…
http://www.yasagurepanda.com/

とりあえず評価は★★★★☆(星4つ)

関連記事
トーマの心臓
われ笑う、ゆえにわれあり

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