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終末のフール

2008年09月14日 13:27

かわりに、おまえもいつか、誰かを許してあげなさい

終末のフール終末のフール
伊坂 幸太郎

集英社 2006-03
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帯に伊坂さんのこの本に寄せる言葉。

静かで、可笑しくて、
力強いものに触れたくて、
8つのお話を書きました。
どの話にも思い入れがあり、
大事な本となりました。


それはそれは面白い本でした。

世界の寿命が発表された。8年後に小惑星が落ちてくるという。絶望した人々が暴れに暴れ、町は荒れに荒れ…。そして、数年後、突然、疲れたかのように町が大人しくなった。

避けられない死を前にして人はどれくらい人を許せるだろう?
その優しさは、確かに静かで力強かった。

時に、力強さを失わない人に前に進む力を分けてもらったり、
昔は持っていたモノを思い出したり、
大切な何かを新しく身につけたりしながら、
静かに、できるだけ愉快に生きていく人たち。

思わず、自分が同じ状況だったら、と考えずにはいられない。

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」
「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」



★★★★★(星5つ)

関連記事
死神の精度
チルドレン
どっちも伊坂さんの短編もの。
どちらも良い本だと思います。
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クリムゾン・ルーム

2008年09月08日 02:42

目覚めたとき、男は狭い部屋の中で、小さなベッドに横たわっていた。
彼を取り巻く壁と天井は、深紅だった。



クリムゾン・ルームクリムゾン・ルーム
高木 敏光

サンマーク出版 2008-04-03
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クリムゾン・ルームって脱出ゲームがある。
僕も昔やったことがあった。
Wikipediaで脱出ゲームを調べると、説明の中に現れる。
そんなに有名なゲームとは知らなかったな。
脱出ゲーム - Wikipedia
どうやら、そのゲームの作者が、同ゲームをモチーフに本を書いた様子。

主人公は著者と同じ名前の高木。
高木はゲームはクリエイタだが、純粋な創作に関わらなくなって久しい。
そんな折、『K』という男に出会う。
高木に憧れる才能のある若者。
彼の作品を高木の名前で出し始める二人。
そんな彼らの周りで起こる事件と、クリムゾン・ルームというゲームのお話。

ハードボイルドな雰囲気で進んでいくお話で、先が気になるお話。
ただ、ハードボイルドな雰囲気は過剰で、おっさんが自分を主人公にしたてて作ったお話だ、とか思うと萎える。
ニヤリと笑ってるつもりで、外から見てたらニタニタ、みたいな。
たぶん、ハードボイルドの勘違いだと思っている。

お話はどこに見せ場があるのか分からない感じ。
伏線があまり絡み合っているように見えない辺り、実はよくできたお話ではないんだろう。
実際、何の話だったか?なぜクリムゾン・ルームってお話なのか?オチは?という質問の答えがことごとく弱い。

でも、見せかけだけで、何となく先を気にさせる辺りは上手いと言えるのかも。
決してリピーターがつくものではないとは思うけども。
せめてもっと短ければ、とも思う。

あ、ちなみに48章あるうちの9章までは読めるようです。
サンマーク出版:クリムゾン・ルーム:著者:高木敏光

評価は★★☆☆☆(星2つ)

ゲームの方はこの本よりきっと面白い。
ゲームバランスがよくて、意地悪すぎもしない。
たぶん長くても30分程度でクリアできるんじゃないかな。
気になる方は是非チャレンジしてみてください。
FASCO-CS > CRIMSON ROOM
(音がなるので注意)

今回は訳あって、届いた時の写真をアップしないといけないようなので…。(理由は続きから)

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