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死神の精度

2008年01月18日 00:11

そういう下らないすれ違いは、人間の得意とするところじゃないか

死神の精度死神の精度
伊坂 幸太郎

文藝春秋 2005-06-28
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伊坂さんの本。
死神を語り手としてさまざまな死を語る、短編集。
ちょっといつものと雰囲気が違ったので、ビクビクしながら買ったけど、結局大当たりだった。

語り手は死神"千葉"
バランスを取るためにある一定数の人は死ななければならないらしい。
千葉たち死神の仕事は、候補にあがった人に接触して、『可』か『不可』かを判定することだという。
死神の持ち時間は1週間。
その間に彼らは判定を行い、可の判定を出された人は死神が接触をはじめてから8日目に死ぬことになる。
そして、人の死が平等だと知っている彼らは、ほとんどの場合、接触した人に可を出すんだとか。

それぞれの短編では、死ぬ予定の人の最後の1週間について語られる。
いろんな人が死ぬ。
いろんな設定で。
多くの場合、僕らが死んで欲しくないと感じるような人の死について語られる。
そして、時には死神の判断で知らないうちに死を免れていたり。
何か、伊坂さんの書きたいものが見えた気がした。
気のせいかな?

最後の短編『死神対老女』
タイトルは何かセンスを感じられなかったけど、お得な一編だった。
どっちかが圧勝するんだけど…。

それにしても面白いお話でした。
僕の評価は★★★★☆(星4つ)

アマゾンのレビューは激しいことになっていると思われるため、今日は続きを省略。
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コメント

  1. seringo | URL | 5IlVsvFI

    わあ!これ、すごく読んでみたかった本です。
    なんとなく救われそうで。

    こういうひとつの小説として自分の思想を表現できる作家という職業に憧れてしまいます。
    ぶつくさ長々と直接的な言葉を使ってしか表現できないので。

    今の小説を投げ気味なので、気晴らしに読んじゃおうかしら。

  2. MaThy | URL | OARS9n6I

    何となく救われましたよ(笑)
    人によっては、人の死に対して前向きになれるかもしれません。
    人によっては。

    ぶつくさ長々と直接的、ってけっこう十分ですよねw
    確かに、それ以上のことができるなら作家にでもなった方が効率的な予感がします。
    僕はそれすらも…orz

    気が向いたらのぞいて見て下さい。

  3. らぶほん | URL | -

    こんにちは。

    「死神対老女」、私も好きです。
    映画化されると聞いてキャストがとても気になっていました。
    やけに真面目な死神だけれど、醒めた視線の中にときにハッとする瞬間があって、ドキッとしました。

  4. MaThy | URL | OARS9n6I

    コメント返す前にまずそちらのブログに行ってしまっていたことに、いまさら気づきました。
    映画化のキャストは気になりますね。
    誰なら、必要以上に暗くもなくコミカルでもなくできるんでしょうかね?
    とりあえずは楽しみにしておきます。

  5. ルパン | URL | -

    こんな感じの本、読んだ事ないので、一度読んでみたいですね。

  6. MaThy | URL | OARS9n6I

    そうですか。
    こんな感じの本も、ぜひ読んでみてください。

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