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牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学

2008年02月18日 22:21

利益を上げる、とは単に安く買うことにとどまりません。それは、よりよい外部商品を通じて利益構造を変えていくことでもあるのです。そう考えると、今まで注目していなかった仕入れにスポットライトを浴びせる本当の理由が見えてくるでしょう。

牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学 (幻冬舎新書)牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学 (幻冬舎新書)
坂口 孝則

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ふと気になってこんな本を買ってみました。日本では、仕入れがおろそかになりがちだけど、実際、とても大事なんだよ。そんな内容の本であった。

表題のように、ありとあらゆる分野で利益は仕入れにとても敏感に反応する。一品あたりの仕入れ額が数円変わったら…
9円って簡単に半分になったり簡単に2倍になったりしそうでしょ?
それは利益が半分になったり2倍になったりするってことだよ?
それが作者の用意した読者をひきつけるためのお話。そして、ここから仕入れの重要性に話が移っていく。

今では日本の企業も仕入れの価値に気がついてきたらしく、今まであまり見掛けなかった仕入れ部門の人材募集も多いんだとか。仕入れの重要性の自覚について、さらに引用すると、
あるコンサルタントの話だと、企業に新社長が就任したときに、「これまではマーケティング・セールスの状況を確認することが多かった」そうですが、今では「まず仕入れ費用が正常か、不正な取引が行われていないかを確認することが多くなった」そうです。

だけど、この本で一番面白いのはやっぱり仕入れそのものについてのお話。
上手い仕入れ、下手な仕入れ、犯罪まがいの仕入れ、グレーゾーンな仕入れ。
特に失敗例が面白い。仕入れ先の品の良い態度にコロっとだまされる仕入れ担当者なんて、とても親近感がわく例であった。

ところで、この仕入れ先に騙されてしまう例を見ていて思い出したのがこの本。
年俸5億円の社長が書いた 儲かる会社のすごい裏ワザ
この本で紹介されている「すごい裏ワザ」が、仕入れ担当者をだます仕入れ先の行動とかなり重なる。やっぱり、昔から使い古された汚い手法をさも自分の「上手い」手法のように語っているだけの本だったようだ。きっと、世の中に賢明な会社ばかりなら、この社長の詐欺まがいの会社なんて生きていけないだろうに。残念でならない。

脱線してしまった。「牛丼一杯の儲けは9円」の方の話に戻ろう。

この本、内容は面白いところも多いのだが、いかんせん、グダグダしている。構成がよくないと思う。
作者が自分で言っているほど、きれいに内容を分離できていないので、読んでいて飽きてきたり、イライラしたりしてしまうところがある。もっと良い本になったろうに、と思うとちょっぴり泣きそうだ。
いや「泣きそう」はもちろん誇張ですよ、誇張。

僕の評価は★★★☆☆(星3つ)


(以下、2/21につけたし)
何か、えらいもん見つけたから自慢だ嘘。びくびくしながら、カタカタとメモメモ。
この本の作者さんのブログにこの記事のリンクが貼ってある、みたいだ。
これ
ちょっとした感動と恥ずかしさと。
もっと誉めちぎっておけばよかった。
何にしろ、上手に下手こいた気分だ。ちょっとした感動だけを心に、恥ずかしさを忘れ、進歩なく、反省なく、泣く泣く生きていこうと思う。
(つけたし終わり)
アマゾンでの評価はこんな感じ。
2008年2月18日現在で、9つの評価があり、星は4.5個。これから徐々にレビューが増えて星4個くらいに収束していくんじゃないかな、と予想。

印象としては、アマゾンのレビュー欄では、この本について語りにくい様子。これはこの本の構成が良くないこともかなり影響している気がする。内容を紹介しようとした誰もが、内容をまとめ切れてない感じ。

そんなわけで、率直に「面白かった。娘に読ませてみよう」みたいなことを書いているレビューが一番気に入った。彼曰く、
私がやっている仕事の面白さ、難しさ、価値が本当に分かりやすく書かれているんです。

一方、「セコイ技術を紹介している」と書いていた人はあまりこの本が読めていないだろう。少なくとも読んだ後、この表現が出てきたらモグリだと思う。まっとうな仕入れ努力の話だろうか?仕入れ先のだましのテクニックだろうか?何の話をしているのかもわからない。
先生の次回レビューに期待しております。

では、今日はこの辺りで。
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