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しゃばけ

2009年01月12日 07:28

「まったく、妖より恐ろしいのは人でございますよ。先刻私が申し上げたかったのは、そのことで」

しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)
畠中 恵

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江戸を舞台にしたファンタジー。主人公の廻船問屋の若だんなはとびっきり病弱で、ほとんど布団の中にいるような生活をしている。そんな若だんなの世話をしているのが、なぜか超過保護な妖怪たち。若だんなはある夜、そんな妖怪たちの目を盗んで屋敷の外に抜け出す。そこで、殺人事件を目撃して…

ちょっと前から、買おうか買おまいか、悩んでいた本でした。結果は、可もなく不可もなく…よりはちょっと残念だった方かもしれません。でも、あまり後悔もなかったりで、複雑な印象を持ってます。

若だんなが事件を目撃した日から、奇妙な事件が始まります。薬種問屋を営む人が次々襲われるんですが、犯人は全て別人です。でも、奇妙な共通点がありまして。どうやら、必死に何かの薬を探しているようなんですが…。その事件に若だんな自身が絡んでいきます。

で、その展開がやたらノロいんですよ。思わせぶりな点だらけですが、見せ掛けだけで実際はミステリーでもないんで、謎の解明が待ってる訳でもない。痛快なオチがつくこともありません。特に始めの方はお話のスタンスも分からなくて、ちょっと苦痛でした。

それが、ずっと読んでると、ちょっと面白いような気がしてくるんです。完全にハマるって感じではないですが、「こんなのもいいかな」と思えてくる。最後は、「めでたし、めでたし」と言って本を閉じれる気分でした。途中で本のスタンスに気づいたのかもしれませんね。全く意識はないですが。

で、何を書いた本なんだろう?と改めて考えると、これまた分からない。頭に残ってる場面もそんなに多くなくて、メッセージが隠されてある様子もない。

もう、雰囲気なんだろうな、と。頭を空っぽにして、雰囲気にどっぷり浸れたら「若だんなが偉かったです」とかって満足感を得られるんだろう。僕はちょっと中途半端なところにいるみたい。

評価は★★★☆☆(星3つ)
完成度が高い小説じゃあない、とは思うんですがね。

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本の山。 精霊の守り人
今は「ファンタジーと言えば、これ」くらいの気分なんで(笑)
アマゾンでの評価はこんな感じ。

星は4個をやや下回るくらい。
良い評価だろう。

評価の高い人たちが「ミステリーとしては期待しちゃダメだ」と警告をしている。僕としては、そこが一番ズルく感じるので「もっと批判されていてもいいのに」と思う。作者の意図は知らないけれど、絶対、新潮の人はミステリーって餌でも釣ろうとしてると思う。「こんな本はミステリーとして成立してない」って怒ってる人がもっとたくさんいても良かったのに、と思ったりする。

そうそう。やっぱりこんだけレビューがあるとよく分からないこと語りだす人がいまして。とりあえず、引用しておこう。

あとね、「体が弱い」って絶対に美徳じゃないって。なぜか「病弱」に憧れる人や、自分が「病弱」であることを自慢するヤツが時々いるが、大変な思い違いであることをお忘れなく。


いるよね、何か突然語る人って。なぜか「それらしいこと」を自分の意見のように語る人や、そんな自分をかっこいいって思ってるヤツが時々いるが、大変な思い違いであることをお忘れなく。

…うーん。面白くできんかった。これじゃ、からかって遊んでるだけだね。性質が悪い。反省。
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コメント

  1. くー | URL | qPkDvim6

    Re: しゃばけ

    こんばんは。
    「アンノウン」でお世話になったくーです。
    いつも記事を読んでます^^

    最後のアマゾンレビューの引用以下の部分、
    おもしろかったです、プッと笑ってしまいました。
    私もアマゾンのレビューを読んだりしますが、
    たまぁにツッコミをいれたくなる時がありますネ。。

  2. MaThy | URL | -

    Re: Re: しゃばけ

    くーさん

    お久しぶりです。こんにちは。
    そして、返事遅くなりましてすみません。

    あ、おもしろかったですか?
    ありがとうございます。
    そう言っていただけると、救われた気分です。

    こういう批判めいたことを書くと自分にも良いことがないので、できるだけやめなくては、と思っているのですが…。
    根が貧しいと損ですね(苦笑)

    では、本当にコメントありがとうございました。

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