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時をかける少女

2006年10月04日 21:26

時をかける少女 〈新装版〉 時をかける少女 〈新装版〉
筒井 康隆 (2006/05/25)
角川書店
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――甘く、なつかしいかおり……。いつか、どこかで、わたしはこのにおいを……。


時をかける少女。筒井さんの本だ。
あまりにも有名な本だがまだ読んでいなかった。
その上、普通に長編小説だと思っていたら、短編だったり。
残りのページ数を見ながら、まだまだ盛り上がるつもりでいたから、ちょっと普通に拍子抜けだった。
自分の貧しい読み方を少し反省する。

内容は、ちょっとしたSFだ。
一つ前の記事の『神様のパズル』よりは僕が思うSFに近い。

少女がある日、何かの薬品の匂いを嗅いで、突然時を越える力を手に入れる。
なんて言うか、それだけだった。
説明するのが少し難しいけど、何のひねりもなく、ただただ、時を越える少女のお話。

ちょっと古いお話なんだろうか、と思われる文章でもある。
まあ、筒井さんだからそれでも十分読めるんだけど、何だか評判があまりに良かっただけに凹んだ。

ただ、一つ「ひねり」を疑うとすると、上記の引用だ。
少女は初めからこの匂いに引っかかりを覚えていた。
そこが、もしかすると、もうちょっと大きなオチなのかもしれない。

結局分からなかったし、分かったからって感動の小説になるわけでもないだろうけども。

他の短編二つはそこそこ楽しめた。
悪夢の真相を追いかけてトラウマと戦う話と、パラレルワールドが絡んだSF短編。
やはり古典的だが、そこは昭和51年の作品のこと。
ちょっと判定が難しい。
まったく新しさを感じない駄作だ、とは口が裂けても言えない。
文庫になる前のバージョンがあったとしたら、僕が生まれる10年も前の本じゃないか。
その頃に読んだら(読めないけども)、やはり筒井さんの魅力の虜になったのかもしれない。
斬新だ、とか言ってたかもしれない。
現在読んでいる僕ですら、筒井さんちょっとしたファンだったりするわけで。

でも、今回の本の評価は★★☆☆☆(星2つ)
まあ、やっぱり期待っていうのは大きな要素だなぁ、と。
期待がはずれた時、ちょっと大きな悲しさに襲われる。

アマゾンのレビューはこんな感じ。
そんなに悪くない。
誰にとっても完璧なハズレではないようだ。
この本は少年少女という時代を書いた本として評価される本らしい。
色あせない青春を書いた本…。

何だかおじさんおばさんの意見かな?

少なくとも、僕はそこに重きをおけない。
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