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ラッシュライフ

2007年01月12日 01:41

ラッシュライフ ラッシュライフ
伊坂 幸太郎 (2005/04)
新潮社


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ラッシュライフ――豊潤な人生。


人気作家伊坂さんの作品。
僕が読んだ4冊目の本。
とても面白かった。
僕は、もう完璧にこの人のファンだ。

たくさんのお話が絡んで、一つのお話になる、という構成の本書。

性格のいかれた金持ちおやじとそいつに買われた女のお話。
神を解体することにした落書家について。
二流サッカー選手とその不倫相手の殺人計画。
リストラされたおじさんと野良犬。
泥棒とその真面目な同級生。

それらが非同時進行で展開していく。
一つ一つが面白くて。
読み終わって一瞬、こんなに恣意的な時間のずらし方ってずるいのではないか?とか思うかもしれないが、でも、面白かったし。

読んでいる途中で、そのいろんなお話たちが関連していることに気づく。
はじめは何の関係があるのかも分からない個々のお話が、意外なほどぐちゃぐちゃと絡んでくる。
絡んでいることに気がついても、そのお話全てを俯瞰する視点は最後の最後まで与えられない。
その複雑なお話を最後にどうまとめてくれるか。
期待してもいいお話だと思う。

僕の評価は★★★★★(星5つ)

アマゾンの評価はこんな感じ。
当然のように高い評価。

だまし絵。ラッシュライフ。
そんな言葉が多く見られる。
そう、本の解説の受け売りだ。
きっといい解説だったのだろう。
読むの忘れてた。

話の構造が複雑で2回読む…なんて書いてあるがちょっとやり過ぎな気がする。
基本的に親切な作りだから、一度読めばわかるはず。
だけど、分かりすぎて面白くなかった、という人よりはずっと感じがいい。
そんな人は、難しい数学の本でも読んでればいいのに、とか思う。
価値を求める場所からして、違うだろうに。

「人物が薄っぺらい」とか書きながら星の数を減らした人に対しては、どこまで深く読んだの?という疑問を投げかけたい。
こんな怖いことよく簡単に書けるな、ホントに。

伊坂さんの本は「勧善懲悪」的なとてもベタなオチのつくお話が多い気がする。
いい奴が幸せになって、悪い奴は不幸な目に合う。
何かそのベタさがかっこいいな、とよく思う。
小説の王道かも、みたいなことを思いました。
ああ、なんてチープな終わり方…orz

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コメント

  1. homy | URL | -

    こんにちは。訪問リスト辿ってきました。
    MaThyさんの感想読んでみましたが、面白そうですね。だまし絵のようなというと、エッシャーの絵のようにどこかでねじまがりながらリンクしているのでしょうか?井坂さんの作品は読んだことありませんが、ちょっと手にとってみたくなりました。

  2. MaThy | URL | OARS9n6I

    こんにちは。訪問ありがとうございます。
    ちょっとよく考えてみました。
    確かにだまし絵というのはなかなか言いえていると思います。
    部分は整合。全体は一見不整合だけど、一つの絵として俯瞰すると面白い…
    思えば、とてもよくできています。
    もし、僕のレビューで本を手にとっていただけるなら望外の喜びです。
    たぶん、一般に受けている本なのでハズレも少ないかもしれません。
    読まれて感想など書かれましたら、是非トラックバックなどしてください。
    では、コメントありがとうございました。

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