スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

個人出版(自費出版)実践マニュアル〈2007年版〉

2007年03月23日 03:00

個人出版(自費出版)実践マニュアル〈2007年版〉
個人出版(自費出版)実践マニュアル〈2007年版〉高石 左京

太陽出版 2006-12
売り上げランキング : 69141


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


いかにも経費やリスクを共同で負担しているかのように思わせながら、その実は本を書いた人に経費のすべてどころか自分たちの利益も上乗せしている『共同出版(協力出版)』という呼び名を使っての商売があります。


借りて読んだ本。
個人出版(自費出版)をするためのマニュアル、ということらしい。
名著だと思う。
出版に関わろうという人みんなが読むといいな、と思った。
もちろん、出版の世界にどっぷりとつかっている人には当然のことばかりなんだろうけども、そう思わずにはいられない志の高さがあった。
出版業界というのがどういうところか、ということを知りたい人にも、とてもいい本だと思う。

出版業界、そして自費出版の現状が語られる。

出版業界はけっこう厳しい状況らしい。
一日に出版される本の量は増えたが、売れる本の量は減ってきている。
その出版業界では、上記の引用のように自費出版を共同出版と呼び変えた、あくどい商売(全部かどうかは分からない)が、流行っているらしい。
何だか腹立たしかった。
共同出版というのは「懸賞などに応募してきた著者を甘い言葉(素晴らしい原稿だとか本屋に並べてあげる)とかで丸め込み、お金を出させる商売」ということのようだ。
それを見抜くには、「著者に対して厳しい態度を取ってくれる編集者か」「妥当と思われる値段で作ってくれるか」などの項目を考えればいいんだとか。

年間出版点数で1位だった講談社がそれを共同出版業者に抜かれたらしい。
何か粗悪な仕事な感じが濃厚だ。
出せば金になる、みたいな。
そして、もし良い本がこの中にあったとしても埋もれてしまうんだろうな、というもっと悲しい可能性も濃い。

またこの本では、良い個人出版をするために知っておくべきことが書いてある。
それもJPS出版局で個人出版するとどうなるか、という実例を通して書いてある。
JPS出版局というのは著者がネットの仲間と立ち上げた出版局らしい。

本の文章は細かく区切られていて、重要なことは繰り返し書かれている。
意識的にそうしている、と書いてある。
少しくどい気もするが、一度読んだだけでそこそこの知識が得られるのは、この構成のお陰だという気もする。
ところどころに著者の知人の編集者のエピソードが盛り込まれているのも本に厚みを持たせていると思う。
その話がまたいいんだ。

この本に期待した以上の知識が得られたと僕は思った。

僕の評価は★★★★☆(星4つ)
いい本だと思います。

アマゾンでの評価は…ない。

ちょっとマニアックな本だったみたいだ。
でも、きっとファンは多いだろうな、と思う。
興味があったら、まずは上のサイト(まだ完成していないみたいですが)を見てみられるといいのではないでしょうか。
そのサイトの一番下にある両国の隠居さんのブログなどをご覧になると面白いと思います。

スポンサーサイト



広告


コメント

  1. Mr.O→K | URL | -

    面白そうな本ですねぇ。
    本当に読んでみたくなります。
    なんか、MaThyさんの読む本は選ぶ視点が面白いですよね。
    自分はこういう本には目が行かない気がします。

  2. MaThy | URL | OARS9n6I

    あ、これはお仕事関連で読みました。
    出版関連で少し働く予定なので。
    僕もそれくらいの理由がなければ、読む気にはならなかったと思います。

    でも、読んでよかったです。
    珍しく人にすすめてもいいかな、と思うほどに。
    できれば、薄い本なので立ち読みでもしてみて下さい。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://honnnoyama.blog66.fc2.com/tb.php/70-79b788df
この記事へのトラックバック



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。