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神のロジック 人間(ひと)のマジック

2007年04月08日 22:34

神のロジック 人間(ひと)のマジック神のロジック 人間(ひと)のマジック
西澤 保彦

文藝春秋 2006-09
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「そのとおり。シウォード博士とミスタ・パーキンスはいま、あなたたちの新しいお友だちを迎えにいっているの」
その時の"けらい(オベイ)"の反応を、いったいどんなふうに説明したらいいのだろう。彼は明らかに震えていたんだ。



前回と同じ西澤さんの本。
西澤さんの本の中ではちょっと異色なものが並ぶ文春文庫。
これも少し変わった本だった。

主人公のマモルはある学校(ファシリティ)で生活をしている。
人里離れたところにある学校。
ある日、突然連れて来られたその学校は、どこにあるのか?ということすら分からない。
少なくとも日本ではないらしいけど…。
よく考えてみたら、その学校に連れてこられた経緯も覚えていないことに気がつく。

その学校には他に5人の生徒。
"妃殿下(ユアハイネス)"、"けらい(オベイ)"、"ちゅうりつ(ニュートラル)"、"詩人(ポエト)"、そしてステラ。
ステラ以外はマモルがひそかにつけたあだ名。
彼らにも学校に連れて来られた時の記憶がない。

学校のスタッフは"校長先生(プリンシパル)"、"寮長(RA)"、そしてミズ・コットン。
どの人も癖だらけ。

この学校に、ある日新入生がやって来る。
マモルははじめてのことだったのでピンと来なかったが、周りの生徒たちはみんな明らかにおびえている。
新入生が全てを壊すかもしれない。
そんな予感がみんなを襲う。

新入生はやって来た次の日に行方不明になる。
校長先生は新入生が脱走したと判断し車で追いかけ、生徒たちが残された学校では事件が起こり始める。
次々と死んでいく生徒たち。
燃え落ちる学校。
最後に残ったマモルたちに知らされるその学校の存在の意味とは…?

…オチのインパクトは意外と普通だった。
でも、意外と深い。
マモルが、他の生徒に役名を与えているところなんかが読み終わった後になって効いてくる。

僕の評価は★★★★☆(星4つ)
そこそこ面白かったけど、少し物足りない気もする。

アマゾンでの評価はこんな感じ。
って、レビューは2つだけ…。
少ない。

内容は…どうなんだろう?
一つは暗い雰囲気だけど面白いし、オチも良かったとしたもの。
一つは西澤さんの本らしくなくて好きじゃないというもの。

どっちもどっちに、西澤さんの他の本に振り回されている感じがして、この本自体のレビューとしては疑問が残るところ。
まあ、確かに"らしくない本"だから、西澤さんのいつもの本が好きな人は「読まない」という作戦もいいかもしれない。

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