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出版をめぐる冒険

2007年04月18日 23:42

出版をめぐる冒険―利益を生みだす「仕掛け」と「しくみ」全解剖出版をめぐる冒険―利益を生みだす「仕掛け」と「しくみ」全解剖
長岡 義幸

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"産業としての出版"には斜陽感が漂っているかのようだ。


近頃よく読んでいる出版に関する本。
この本も知り合いに借りて読んでみた。
これがまた面白い。

引用のように、出版業界は近頃下降気味なようだ。
販売額はピーク時から比べて17%の下落。
十年前の水準に落ちてしまったらしい。
販売部数で見るとさらに酷く、22%もの下落をしているという。

この本ではこのような状況の中、しっかり利益を出して頑張っている出版社と、その出版社の手法について書かれている。
13社の出版社について、その成功の裏側がけっこうガッツリと書かれている。
けっこうワクワクする内容。
タイトルに『冒険』という言葉が入っているのはとても上手いと思う。

例を挙げてみよう。
大創出版という出版社がある。
100円ショップのダイソーと同じ大創産業の大創。
「定価100円で出版は成り立つか」に挑んだ業界キラーのマスプロ・マスセールス戦略。
とか書いてある。

普通、出版するときは"取次"というところを通して全国の本屋に本が配られる。
それにはもちろん手数料がかかる(しかも、この本を読んで分かったのだが、この取次って奴がまた難物で…まあ、それは今はどうでもいいか)
大創出版はダイソーという元々もっていた店舗に本を並べることで、取次を経由しない出版を実現。
それだけでも、十分凄いが、最終的な定価を100円にしてしまったという。
本の内容がしょぼいんじゃないの?とか思うところだが、内容にも手を抜かないということらしい。
実際、売れ行きが凄いらしく、質も凄いのだろうなと思うのに十分なほど売れている。

…と、まあ、こんな感じで元気な出版社の元気なところ、そしてその理由なんかが次々書いてある。
とても面白かった。
それぞれの出版社の話の中で登場する本たちも魅力的に見えたり。

僕の評価は★★★★☆(星4つ)
5つと迷うところだけど、出し惜しみ。
アマゾンでの評価はこんな感じ。

2つしかレビューがないのは若干意外だったけど、一応、星は4つ(一つが星3つで、もう一つが星5つ)。

二つとも淡々と内容について書かれていて好もしいレビュー。

星が3つの方は、レビューだけ見ると星を2つも減らした理由は分からない。
もしかしたら、文章が面白くなかったのかもしれない。

星が5つの方は「出版関係者は是非一読」とか軽く失礼なことが書いてある(笑)
いや、さすがに関係者は知っているだろう、とか思ったり。
だけど、本に取り上げられている全ての出版社名とそこの代表作が挙げられていたりして、とても親切。
文章も感じがいい。

やっぱりいい本なんだろうな。
レビューを読んで改めて思いました。
…って強引な終わり方だね、まったく。
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