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TENGU

2009年05月19日 23:58

振り向いた。そこに見たこともない巨大な男が立ち、サダを見下ろしていた。"青い着物"を着て、頭に烏帽子のようなものを被っていたという。瞬間、天狗だと思った。

TENGUTENGU
柴田 哲孝

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何か本を読みたくて、本屋をブラつき、全く知らない本を、自分の直感のみで選んでみる。それがアタリだったら、凄い幸福感に浸れる。そんな気持ち分かりますかね?逆にそれがハズレだった時の徒労感もまた凄まじいもので…。今回は読み終わって、ドッと疲れがやってきました。つまり、後者ですね。いやぁ、買う時にちょっと悪い予感はしたんだ。読んでいくに従って、天まで届く悪い予感。

昔、ある村で、まるで天狗が起こしたかのような殺人事件が起こります。しかし、米軍の関与のせいなのか何なのか、ウヤムヤなままにならざるを得ませんでした。若い頃、記者としてその事件を担当した道平は、あるきっかけでその事件を調べなおすことになります。

何もミステリじゃないんですわ。そして、ダラダラダラダラ…。天狗の仕業みたいな不思議なことが起こりました。そして、それは実際、不思議なことでした、という意味の分からないオチ。そして、始めから一切謎は進展せず、お話が語られ続けます。意味の全くないイベントの間に、意味のないイベントが挟まったりして、その間に悩んだりします(笑)

オチを語る部分が特に象徴的です。ただただ関係者の一人が背景の説明をするパートなのですが、無駄に数日かけて話すんですよ。何の意味もなく。僕は、その間に語り手が死んだり、何かしら展開があるのか、なんて疑っちゃいましたよ。本当に意味がなくて、逆にびっくりです。いやー、やられたやられた…ってなるかーい!

まるで「2枚以上で書きなさい」って宿題を出された時の学生のレポートみたいな意味のない水増し。そんな雰囲気で、本書はできています。

僕は一切、理解しない。

★☆☆☆☆(星1つ)
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パチンコ屋に学ぶ経済学

2007年12月17日 01:04

「4分の1インチドリルが100万個売れたのは、人びとがこれを欲したからではなく、4分の1インチの穴を欲したから」

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久々の更新。1ヵ月更新できなかったら、ブログを閉めようと思いながら、ブログを書いている。
リンク貼っていただいている方に悪いですからね。
今回は、ギリギリセーフ?怪しいもんだ。

久々に書くのだから、もうちょっと本を選べばいいのに、今日の本は酷い。上の引用を見て欲しい。引用する部分がなかったら、著者がどこかから引用した言葉を引用してしまった。この本が借りた本じゃなくて、自分で買った本だったら、今頃、ブログの閉鎖が決まっている頃だ。けなすために文章を書くのすら嫌になっているところだったろう。

この本の冒頭に、パチンコ屋をお手本に経済に関することを学ぼう、と書いてある。パチンコ屋は素晴らしく、しかも、町中にあふれている、これを使わない手はない、とかなんとか。だが、この本の中で、パチンコ屋をお手本に何かを身につけるということはない。

パチンコ屋で"例える"ことはたまにある。このことはパチンコ屋で言えばこういうことだ、という例え。だが、実際に、パチンコ屋でそのようになっているかどうかは甚だ怪しい。っていか、一部は確実にそうなっていない。

著者の経済に関する知識も怪しい。むしろ、知識がないから開き直っている感じ。どこかで聞きかじったような内容を自分解釈しつつ、後は勢いで誤魔化している感じ。
いや、誤魔化せていない感じだ。だって、間違っているだろ?
経済の知識がなくたって、途中で言葉の意味が変わってたら、この本が怪しいって分かるだろう。うんざりだぜ。
この本から分かるのは、このライターがパチンコ好きで、知識と文章を書く能力に欠ける人物だ、ということかな。

それにしても、パチンコ好きならこの本の良さが分かるんだろうか?もしそう思ってこの本を書いたんだとしたら、それはそれでパチンコ好きを馬鹿にしている気もする。
パチンコをしない人には、パチンコの例えも無意味で、もうどうしようもない。文章を抽象的にすることで知識のなさを隠そうとしている。引用の多さもそれを物語っている。もちろん具体的じゃないから、絶対に役に立てるのは不可能だ。パチンコ屋に関するトリビアすら手に入らない。

何がしたかった本だろうか?

僕の評価は★☆☆☆☆(星1つ)
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年俸5億円の社長が書いた 儲かる会社のすごい裏ワザ

2007年06月10日 07:40

俺の会社には合わないということはありません。すべての業種に活用できるノウハウです。自分の商売に当てはめて考え、応用してみてください。驚くような結果を出すことができるでしょう。

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平 秀信

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この本も借りて読んだ。えらく感じ悪い本だった。
本の構成は大きないくつかの章に分かれているようだけど、細かい項目が適当に詰め込まれているようにしか見えない。感じの悪さに辟易していて、構成を追う気になれなかったようだ。

内容は公平に見ること自体難しいが、ためになるとは言い難い。ためにならないと感じるのは紹介されている手法が使い古され、しかも印象がよくないものばかりだからだ。

情報を提供しているサイトを知っているだろうか?『これをすればあなたも億万長者になれる!』みたいなサイト。これらのサイトで売られている情報はほとんどの場合、下らない情報だ。偽モノと言ってもいいだろう。この本で紹介されている手法は、そんな下らないサイトで使用されている手法ばかりだ。

魔法のフレーズ『今年の流行です』
『限定』と言ってみる。
利用者の声を客に見せる。
「信用できないとお思いでしょう?」とか言う。

こういうのが次から次にやってくるとけっこう勘弁して欲しくないですか?僕の場合、こういう方法が胡散臭いサイトで使われているのを知っていてこの本を読んだから、そう思うだけなんだろうか?

そうだとしても、感じの悪さは他からも漂っている。お客は教育して『あげる』ものだと言ってみたりして、常にかなりの上から目線だし、「正しいことだけしてもダメだ」とか普通に言ってしまっているし。
『貧乏性な人がせこい技を駆使してたまたま金持ちになってしまった報告』とか言ってしまいたいところだ。

僕の評価は★☆☆☆☆(星1つ)
少なくとも新しい情報はそんなにないのでは?
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